2013-03-26

「舞台の上の音楽を視る」_REAR no.29に寄稿

アトリエ・ラーノの橋本です。
今年は桜の開花も早くて、そこら中で見頃を迎えていますね。
僕は今シーズンから花粉症デビューしてしまったようで、
目が痒かったり、クシャミが止まらなかったり。
春ですねぇ。


それは兎も角、
芸術批評誌「リア」29号の「特集=音をめぐる論考」に寄稿しました。

この特集には僕の他に、
藤井明子さん「ケージの今日性」
薮前知子さん「『声』は何を呼び起こすか 山川冬樹論」
後々田寿徳さん「美術(展示)と音楽(公演)のあいだ」
が寄稿されています。

こうした批評誌に自分の文章が載るのは初めてのことなんですが、なんと今回恐れ多くも巻頭記事になってしまいました。書店店頭にも今週ぐらいから並ぶそうです。よかったら手にとってご覧ください。

僕は「舞台の上の音楽を視る」というタイトルで、最近の日本の舞台から『どこか行く舟』(演出:鈴江敏郎、音楽:橋本知久)『注文の多い料理店』(演出:小池博史、音楽:中川俊郎・藤井健介)『光のない。』(演出:三浦基、音楽:三輪眞弘)。オランダからArnoud Noordegraaf(作曲・映像)の『A.M.』、向井山朋子さんの活動などを中心に書きました。

少々欲張っていろいろ話題を広げすぎたところがあるかもしれません。お読みになった方はぜひご感想お聞かせください。リアのバックナンバーなど詳細はこちら。

舞台芸術で音楽の及ぼす影響ってすごく大きいですよね。
生身の身体が演じる舞台では、
時間/タイミングがその場で変容していくことを考えると、
編集し固定された映画よりも、やはり音楽の果たす役割は大きいと思います。
お互いの領域に侵入していくような創作の現場が、
もっと増えてもいいのではないでしょうか。

この29号には橋本の活動に関連する記事が他にもいくつか。
藤井さんの論考では僕らSHOTが出演した
「足立市場のミュージサーカス」も取り上げられていますし、
「邯鄲(かんたん)」の音楽を担当した第七劇場とshelfによる
『三島ル。』の劇評記事も載っています。

REARはいくつかの書店やギャラリー [bit.ly/wheREAR] での販売のほか
ツバメ出版流通さん tsubamebook.com でもご注文いただけます。
REAR no.29 (2013)「特集 音をめぐる論考」「特集2 彫刻・作家・作品論」
ISBN 978-4-907210-29-8 | A5判 ¥450



橋本知久ツイッター↓


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