朝、長久手市文化の家まで職場の演奏会チームで訪問。学生の頃から色々とお世話になっているところ。
山田珠実さん振付の『蜜の歳月』は僕が舞台の音楽で初めてお金をいただいたお仕事でした。高齢の市民を中心とした参加型の公演で、今思い出してもなんだかキュンとしてしまう、歳を取ることの美しさが炙りだされた、とても幸せな時間でした。
「室内楽の楽しみ」でブラームスやストラヴィンスキーの作品に混ざって僕の曲Rootを演奏してもらったのも長久手文化の家でしたし、大学卒業前にはEARTH MOVEの舞台作品『もうひとつの時代』もここでやらせてもらいました。いわばホームのような劇場です。
2006年発表『もうひとつの時代』は映像の平川祐樹、振付の大塩立華と作曲の橋本知久の3人が共同演出。W.H.オーデンの同名の詩集を基にした約1時間の舞台でした。今度5月のシャガール企画で共演する榊原さんに朗読で参加いただいたのでした。あれからもう8年か。早いなぁ。
作品をつくるという概念がどんどん広がっていっているのが最近の僕の考え方。みんなでつくるのが好きというのは小学生の頃から変わってないのだけど。今度の職場では演奏会マネージメントの立場でここと関わることになります。面白い人達の集まるところには創造的なエネルギーが集まります。フランスの文化の家運動「メゾン・ド・キュルチュール」(maisons de culture)に由来するこの長久手の劇場はいろいろな挑戦を続けています。一緒にお仕事できるのが楽しみです。よろしくお願いします。
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