2014-10-18
思い通りに行かなかった時にfalling
「人生、下り坂最高!!」
自転車に乗って俳優・火野正平さんが各地を旅するNHKの番組「にっぽん縦断 こころ旅」でコピーとして使われていて、いいなぁと何度も共感する言葉。
計画していた通りにならない事があった時。その事実を責め立てて、相手に謝ってもらっても、実は問題はまた起きるかもしれない。
そこで一緒になって方法や道具や言葉づかいや仕組みなどを分析して、次の成果につなげるための話し合いという”ひと手間”をかけられるかどうかが、チームの成長を左右する。
4月から法人組織で働くようになって、短期的かつ単発で動くようなアートプロジェクトとは違った視点での組織運営の視点に、より意識が向かうようになった。これまで比較的リーダー的なポジションになることが多かった分、部下として気持よく動ける指示や環境とはどんなものかを考えるいい時間だと思っている。
職員間だけでなくて、学生との関係性もあるところがこの職場の難しくも面白いところ。自分でやってしまったほうが早いことでも、考えてもらったり、相手が動くのをぐっと待つことが人を育てるには正解だったりもする。
能力主義になりがちなアートの世界でも、作業効率を求められる企業の中でもそれぞれ不具合やパフォーマンスの悪さに陥ってしまう事は必ずある。失敗を指摘してもらえることのありがたさ。言い訳するよりもいい仕事をして恩返ししていきたい。
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「にっぽん縦断 こころ旅」WEBサイト
http://www.nhk.or.jp/kokorotabi/route_373shimane.html
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