6月11日に高校のダンス部向けに行ったワークショップまとめの続きです。
まとめ(その8)では質疑応答で話した事について紹介しました。
この記事がレポートの最後。全体のまとめです。
2時間半ぐらいのワークショップだったわりには、
かなりの内容を詰め込んでしまいましたが、
集中力のある生徒さん達で、打てば響くとでもいうのか、
生き生きと反応してくれました。
毎年作品を神戸のコンクールに持っていっている伝統もあり、
過去の先輩たちの作品をビデオなどで見ているそうです。
真似たり盗むのが学びの基本にあると思いますが、
一方で発想が広がるような機会も必要だろうということで、
今回のような構成となりました。
沢山渡したツールやアイディアのどれかでも残って、
ゆっくりと消化していってくれればいいなと思っています。
作品が今後どう変化するのか楽しみです。
以前から音響での関わりはあったとはいえ、
7年前に音楽で教育実習にこの高校へ行った時は
ダンス面から指導の機会をいただくことになるとは想像していなくて、
自分でもこの数年間の自身の舞台創作へのアプローチの変化に
感慨深いものがありました。
図書館にもふらっと寄ってみました。
名物のチョーク画の伝統は続いているようでしたが、
僕が寄った日はちょうど書き換えの時だったみたいで、何も書かれていませんでした。
残念。美術科の生徒さん達が名画をチョークを使って図書館の黒板に描くんですが、
あれは本当に見事なものです。
横に高橋由一『鮭』が掛けてあったので、次回作はあれになるんでしょう。
大学で同期だった高木さんが音楽教諭として赴任されていると聞いて音楽室も訪問。
久々の再会も果たし、いろいろ充実の母校訪問となりました。
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